重度の皮膚障害や皮疹とはどのような副作用ですか?
重度の皮膚障害や皮疹では次のような皮膚症状を認めます
- くちびるのただれ
- 赤い発疹(プツプツ)が出る
- 手足・体のかゆみ
- 皮膚の広い範囲が赤くなる
- 皮膚がむける
- 肌が熱を持つ など
【皮膚障害の出やすい部位のイメージ】

【アーリーダ®でみられる皮疹例】

皮膚症状以外でも以下のような症状を認めることがあります
- 目の充血
- のどの痛み
- 発熱
- 関節の痛み
- 全身がだるい
- 食欲がない など
発現時期
服用を始めて3 カ月以内にあらわれることが多いとされています。
スキンケアについて
適切なスキンケア(「清潔」、「保湿」、「刺激を避けること」)を継続することが重要です。
- 入浴やシャワー時、熱い湯は避け、ぬるめの湯で洗ってください。また、低刺激性、弱酸性の石けんを使用してください。
- 入浴やシャワーの後、水分を拭き取り、保湿剤を塗ってください。
- 紫外線による刺激を避けるため、日光に直接当たらないように気をつけてください。
- 締め付けない、ゆったりとした衣類・靴を選んでください。
皮膚症状が発現した場合
- 自分の判断で、お薬の量を変えたり、服用を中止したりせずに、すぐに担当医に連絡して相談してください。
- ここで紹介した副作用の症状に限らず、自分の体調が「普段と何か違う」と感じるようなことがあれば、担当医や看護師、薬剤師に相談してください。