リスク分類
転移のない前立腺がんは、治療開始後の「再発のしやすさ」を考慮して治療方針が決められます。そのときに用いられるのがリスク分類です。リスクとは「再発のしやすさ」のことで、例えば低リスクに分類された前立腺がんであれば、治療で根治する可能性が高いことを意味します。前立腺がんのリスク分類は複数ありますが、多くの場合、①病期分類(TNM分類のうちのT分類[がんの広がり])、②グリーソンスコア、③PSA値の3つの要素から、再発リスクを「低リスク」、「中間リスク」、「高リスク」の3つに分類します。
監修医:鈴木 啓悦先生 東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科 教授
転移のない前立腺がんは、治療開始後の「再発のしやすさ」を考慮して治療方針が決められます。そのときに用いられるのがリスク分類です。リスクとは「再発のしやすさ」のことで、例えば低リスクに分類された前立腺がんであれば、治療で根治する可能性が高いことを意味します。前立腺がんのリスク分類は複数ありますが、多くの場合、①病期分類(TNM分類のうちのT分類[がんの広がり])、②グリーソンスコア、③PSA値の3つの要素から、再発リスクを「低リスク」、「中間リスク」、「高リスク」の3つに分類します。